Production 生産

Interview 生産で働くメンバーにインタビュー
生産ってどんなお仕事?
食品製造現場で活躍している新田さんに話をうかがいました。
生産の工程の中でも加工食品の包装を担当し、
味の素ブランドの品質を守る役割を担っています。

Profile プロフィール
川﨑工場
第二製造部 第八課3係
新田 晴人
入社1年目
Q1 入社のきっかけを教えてください
就職活動では、“景気や情勢に左右されない企業”という軸で応募をしていました。コロナ禍の大学生活を経験したので、事業規模が大きく安定していること、食品業界の中でも調味料という角度から、非常に多くの方に貢献できることが味の素食品社の魅力です。誰もが知る食品の製造に関わりたいと思ったことも入社の決め手になりました。

Q2 担当している仕事を教えてください
“スープ工場”と呼ばれる第二製造部内の、第八課3係に所属しています。
包装工程を担当する第八課の中でも、業務用スープの包装を行っているのが3係です。
私は包装工程における監督者の役割を担っています。
具体的には、設備の点検や保全作業、品質管理、作業環境や生産効率改善の検討・実行が主な業務です。
工場設備は、ほんのごくわずかなズレでも異常が生じる可能性があり、何も起こらない日の方が少ないんです。定期的に起こる設備トラブルの対応が第一優先の定常業務です。その傍らで、安全に作業を進めるための改善提案などを進めています。

Q3 1日のスケジュールを教えてください
交替勤務の職場なので、
2パターンお伝えします!

夜勤は日勤と比べて稼働ラインが少ないので、監督作業だけでなく、手持ちの事務作業を消化したり、
作業環境や生産効率改善の検討などについてしっかり時間をとることができるので、1か月に1週間ほどあると嬉しいですね。
Q4 日々の業務で大切にしていることはありますか?
周囲の方と積極的にコミュニケーションを取ることを大切にしています。
私の部署には60名ほどの作業者さんがいます。全ての作業者さんと信頼関係を構築して頼っていただけるよう、コミュニケーションを意識していました。
私がどういう人間か分かってもらえるように、業務上のやり取りだけではなく世間話なども織り交ぜながら、オープンに話しています。
おかげで、早くから仲を深められたと思います。
先輩方には疑問や課題は抱え込まず伝えています。すぐに質問できる環境があったからこそ、早い段階から成長できたと感じています。
いつも親身になってサポートしてくださる先輩方ばかりです。
新入社員であっても自分の意志や意見を伝えれば、それに先輩方が耳を傾けてくれます。新入社員だからこそ気づける課題もあり、先輩方は私からの意見を受けて「確かにそうだよね」と思うこともあるようです。そのため先輩方からは、「何でも言ってほしい」と言われています。
そんな環境なので、自分の意見も躊躇なく伝えてコミュニケーションを取れています。

Q5 これまでで一番大変だったこと、反対に
一番充実感を覚えたことは何ですか?
トラブル対応中に手順を一つ飛ばしてしまい、4時間ほどラインを止めてしまったことがありました。先輩が一緒に残ってフォローしてくださったので事なきを得ましたが、とても悔しかったです。
反対に、そうした経験があったので一人でトラブルに対処できたときにはとても充実感を覚えました。これまでは、作業者さんから相談されても先輩を呼ばなければ何もできなかったんです。そこで「トラブルが発生したら、行って自分の目で観察してみる」と自分の中で決めて積極的に参加していたところ、「観察して原因を見つけ、修復して復旧する」という流れを、学んだ知識や経験から一人で出来るようになってきました!自分の成長が充実感に繋がっています。

Q6 プライベートはどのように過ごしていますか
筋トレが趣味なので、仕事帰りはジムへ行っています。週末は外食にも行きますし、休みには旅行もしています。プライベートの時間はしっかり取れていますね。
入社前は、工場は24時間365日動いていて休みが取りにくそうなイメージを抱いていたのですが、生産管理をしてくださる方がいるおかげで、長期休みもしっかり取れています。日持ちする製品が多いので食品製造業の中でも業務負荷が低いのだと思います。そこは入社前後の良いギャップでした。

Q7 今後の目標やチャレンジしたいことはありますか?
近い将来の目標としては、まずは監督者として独り立ちをしたいです。私の所属する川崎工場は、日勤・準夜勤・夜勤の3交替制で回しています。本来であれば、準夜勤は一人の監督者だけで担当するのですが、今は先輩が一緒に入ってくれています。早く独り立ちして、その状態を脱したいです。
仕事を学ぶ姿勢の方向性は間違っていないと思うので、これまで通り積極的にトラブル対応に顔を出し、経験と知識を蓄えていくつもりです。やはり、慣れていないトラブルが起こると慌ててしまうので、俯瞰し落ち着いて行動できるようになりたいです。“慌てず、安全第一で”を大切に、仕事を身につけたいです。
もう少し先のキャリアプランとしては、現在担当している業務用スープ以外の製品の包装の仕事にもチャレンジしてみたいです。レトルトや調味料など、製品が変われば包装の仕事も今とは全く異なるんですよ。5年くらい包装を経験したら、製造にもチャレンジしたいと思っています。この会社で経験したいことがたくさんあります。
