Technology 技術
Interview 技術で働くメンバーにインタビュー
技術ってどんなお仕事?
原料開発の最前線で活躍している笹原さんに話を伺いました。
スープ製品の核となる原料の開発から改良まで、
味の素ブランドの美味しさを支える役割を担っています。
Profile プロフィール
製品技術管理部 原料グループ
笹原 梨花
入社8年目
Q1 入社のきっかけを
教えてください
学生のとき、オーケストラ部に所属していたのですが、部活帰りにコンビニで新製品のお菓子やスープを買って食べるのが、日々の小さな楽しみでした。その時に食に対して感じた「幸せな気持ち」を、今度は自分が多くの人に届けたいと思ったことが、食品メーカーを目指した最初のきっかけです。
大学では農学部に進み、食品の「食感」を研究する研究室に所属していました。就職活動でも食品業界を志望し、最終的に当社を選んだ理由は2つあります。
1つは、学生時代に部活終わりによく食べていた「スープDELI®」という、自分にとって思い入れのある製品があったこと。もう1つは、採用担当者の人柄です。いろいろな企業の選考を受ける中で、当社の方々が最も優しく、親身になって話を聞いてくれました。
Q2 担当している仕事を
教えてください
スープ製品の味の要となる「原料」を扱う原料グループで、主に2つの業務を担当しています。
1つ目は「新規原料の開発」です。当社のスープ製品には20〜30個の原料が使われていますが、その中でも、例えばコーンスープの「コーンパウダー」や、洋風スープのベースとなる香味野菜のパウダーなど、スープの味を特徴づけるキーとなる原料を開発するのが私たちの役割です。「こんな味のスープを作りたい」というゴールに向かって、味の素社の開発部門と共に工夫しながら、理想の味を再現するための製造条件を確立することで、他社にはない品質を実現しています。
2つ目は、開発した原料の改良です。一度開発した原料を何年も同じ製法で作り続けるのではなく、味が変わらない範囲で配合や製造条件を見直し、より効率的かつ低コストで生産できるように改良を重ねています。これにより、製品の需要が拡大した際の安定供給や、お客様に手に取っていただきやすい価格の実現につながっています。
Q3 1日のスケジュールを
教えてください
技術職はコアタイムのないスーパーフレックス制度を導入しているため、日によって始業時間は異なりますが、だいたい9時頃に出社しています。
Q4 日々の業務で大切にしていることはありますか?
多くの部署や社外の方と協力して仕事を進める上で、「人との信頼関係を築くこと」を何よりも大切にしています。当たり前のことですが、資料の納期を必ず守る、問い合わせには明確に回答する、状況が変わった際はすぐに情報共有するなど、基本的なことを徹底しています。
特に、これまでにない新しい挑戦をする時や、難しいお願いをしなければならない場面では、相手に「この人となら一緒に頑張りたい」と思ってもらえなければ、プロジェクトは前に進みません。そのため、メールだけでなく対面や電話でのコミュニケーションも大切にしています。また、分からないことは必ずその場で質問し、十分に理解した上で物事を進めるようにしています。
Q5 技術職で働く醍醐味は
何ですか?
この仕事の醍醐味は、自分が関わった原料が使われた製品を、スーパーでお客様が手に取ってくださる瞬間や、SNSで「美味しい」という感想を目にした時ですね。
また、難しいテーマに対してチームで知恵を出し合い、試行錯誤の末に解決の道筋が見えた瞬間の達成感も、大きなやりがいになっています。私は原料グループの中で一番年下なのですが、皆さんとても優しく、年齢差を感じさせない、風通しの良い職場環境です。
Q6 プライベートはどのように過ごしていますか?
仕事柄もあって、プライベートでも美味しいものを探して食べに行くのが好きです。
海外旅行も大好きで、日本で食べたことのないような現地の料理と出会うたびに、食の可能性は世界中に広がっているんだなと実感しています。特にチェコで食べた料理には感動しました!次は本場のフランス料理やスペイン料理を味わってみたいですね。その他にも、サッカー観戦に行ったり、K-POPを聴いたりして日々リフレッシュしています。
Q7 今後の目標やチャレンジしたいことはありますか?
個人的な目標として、世の中にはまだあまり知られていない美味しい野菜や食材を発掘し、その魅力を引き出す新しい原料開発に挑戦したいと思っています。素材の美味しさでお客様に感動をお届けできるような仕事がしたいです。そのためには、国内外の食に関する情報収集はもちろん、素材の加工方法や量産化の知識も不可欠なので、日々自分の専門性を高めていきたいと思っています。
また、もう1つチャレンジしたいのが、後輩への「技術の伝承」です。私が学んだ知識や技術をきちんと形に残し、次の世代へしっかりと伝えていくことも、これからの私の大切な役割だと考えています。